
実は、このお寺さんの境内にこの「月と鹿」が留置されている。風雨にさらされているため塗装が所々はげているものの、朝焼けの中の重量感ある車体は、今にも動き出しそうな迫力あるものだった。(写真参照)まるで私は昔の恋人にでも会ったような懐かしさと感動を覚えた。
数十年ぶりに甘樫丘に立った。ここから見る大和三山(畝傍山・耳成山・天の香具山)は、悠久の時を刻んでいた。ただ周囲はビルが建ち街が新たに構成されていて以前の面影はない。飛鳥寺周辺だけがかろうじて往時の面影を留める。
当日は石舞台を訪ね、その後長谷寺へ。その頃には日が傾いてきたので

翌朝、前述の「真龍寺」、そして再び奈良に入る。目的は法隆寺の「百済観音」と中宮寺「如意輪観音」

5年ほど前になるが、名松線車内でお会いした画家の高田一三さん。今回の旅で一夜を提供していただき、奥様ともども楽しい時間を過ごさせていただいた。3月末に織姫新聞に、゛画家高田一三 放浪の絵師「雨さん」(横手雨情「横手由男氏」)を語る゛という記事を特集するので乞うご期待!